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ユニットケア
なでしこ苑では昨年よりユニットケアに取り組んでいます。
グループホームでも各ユニット職員で意見を出し合いながら進めており、進捗状況はゆっくりではありますが、入居者様がより安心して暮らせる事を基本に取り組みを実施しています。
ケアの見直しやニーズや好みの把握はもちろん必要な事ですが、併せて毎日生活をする環境設定については入居者様の精神面にも大きく影響します。
ご自宅での暮らしを継続していただく。その為にはご自宅では目にしないものや施設特有の物などを減らしていく必要があります。これまではトイレのドアはシルバーの金属でできた無機質な形状でしたが、職員の提案で壁紙を貼りました。一面だけの変更でしたが、少しの変化で温かみがでて雰囲気が大きく変わりました。トイレの標識も家にはありませんので取り外しましたが、トイレの場所は習慣から身体が覚えており標識を外したことでの弊害はありませんでした。また入居者様の各居室は個人のプライベートな空間で家と同じです。これまでは○○様と居室入口に記載していましたが、ご自宅と同じように表札を付け苗字のみ記載する事としました。表札の位置は高齢者の方が見やすい高さ床から100cmほどに設置し、ご自分で表札をみながら「あ~私の部屋はここやったな。○○って書いとるな」という会話がよく聞かれるようにもなりました。
まだまだ職員、施設主体となってしまっている慣習はあります。入居者様を主体とした考え方を持ったケアが実践できるよう今後も学びや気づきを共有しながら職員も少しずつ成長していければと思います。
おやつアクティビティー
グループホームなでしこ苑では毎月おやつアクティビティーを実施しています。今月は「抹茶どら焼き」を作りました。
「今日はおやつを作りましょうか」と皆さんへお話しすると「ええな~!やろやろ!何作るん?」と目を輝かせながら嬉しそうに言われ、いざ調理の時間。女性の利用者様が多いという事もあり手際よく調理され、おいしいどら焼きが完成しました。
おやつアクテビティ―の時は普段食の細い方も沢山食べて頂くことが多く、この日もみなさん普段より多めに食される方がほとんどでした。「あんたらも食べな」と職員へも進めて下さり、楽しいひと時となりました。
生活の中で楽しみや活躍の場がある事で心の安定にも繋がります。
平穏な日々も大切にしながら、特別な日もより多くご支援していきたいと思います。