なでしこ苑は平成10年4月の開設以来、地域の皆様の在宅介護を支援し続けてきました。
私たちは、利用される方々の主体性を回復させ、本当の意味で"ご自分らしい生活"を取り戻していただきたいと考えています。
また、要介護者等の方々がいつまでもお元気で安心して暮らし続けることができる地域になればとの思いから、地域自体の福祉力を高める取り組みにも力を入れております。
利用者の方々と私たちとは利用契約でつながっているのではありません。
働いてくれている職員の皆さんと法人とは雇用契約でつながっているのではありません。
信頼感と幸福感でつながっているものであると確信しています。
利用者・関係者の方々、働いてくれている職員の方々とこの思いを共有し、経営ビジョンを実現できるよう行動してまいります。
施設長 中石 圭(なかいし けい)
主任介護支援専門員
社会福祉士 社会保険労務士
体も心も元気になれる
介護を受けることに対してご本人様、ご家族様は多少なりとも不安を持たれているのではないでしょうか。
「どんな人が相談してくれるの?、介護してくれるの?」。「親切な方ならいいな・・・」と。
医療・介護の現場では、未だに自分の子供、孫のような職員がご本人様、ご家族様に対して、平然とタメ口で対応したり、叱ったりしているのを見かけることがあります。
皆様は、今は支援を必要とされておりますが、それまでは懸命に頑張ってこられた方々です。
そのような背景を理解せず自分達の方が偉いと勘違いしているかのような言動には違和感を覚えます。
私たちは親しみある礼儀正しさを大切にし、皆様の心に土足で踏み入るような無礼な言動はしません。
これは特別なことではなく、ご安心いただくための最低限のマナーだと私たちは認識しております。
体も心も元気になってもらいたい。
そして、自宅や地域での実際の生活において「活躍」してほしいと私たちは考えています。
「活躍」と聞くと大袈裟と思うかもしれませんが、今までご家族にしてもらっていたことが少しでもご自分でできるようになる、と私たちは解釈しています。
例えば、トイレが自分でできる、お茶を自分で入れる、食事が終わったら自分で下膳する、自分で歯磨きをする…。
実際の家庭生活では当たり前のことかもしれません。
しかし、この当たり前のことをご自分でできるようになることが「活躍」であると考えています。
ご家族にとって、「私は大丈夫だから行ってらっしゃい。」と言ってもらえることがどれほど嬉しいことか。
ご自分のことをご自分でできるということは、ご自身の意思で主体的に生活することであり、これはご家族の安心にもつながっています。つまり、皆様の「活躍」によりご家族は安心することができるはずです。
お一人暮らしの方は普段からご自分のことはご自分でされています。
介護サービスを利用する時くらいはやってほしいというお気持ち、本当によくわかります。
ただ、少しでも体を動かして活動量を増やすことは現状の維持につながります。
自宅にいるときも、介護サービスを受けているときもご自分でできることはご自分ですることで活動量を維持し、久しぶりに帰省したご家族を安心させて差し上げましょう。
「元気そうで安心したわ。」そう言ってもらえるには皆様の「活躍」無くしては成立しません。
また、末期ガンであっても、自らの役割を通じ、自分らしく主体的に生きること、
体は全く動かないが穏やかな表情で過ごしてくれること、これらも立派な活躍です。
それをご覧になったご家族はあなたにどれだけ救われることか。
私たちはこの「活躍」を実現するために様々は工夫を凝らした質の高いケアを提供しております。
主体的な生活を取り戻すためにも、また、あなたの大切なご家族を安心させるためにも「活躍」していただきたい。そのためのお手伝いを私たちにさせて下さい。
- ■ボランティア・地域住民を積極的・計画的に施設に受け入れる
- ■施設の建物・備品等を地域住民に開放する
- ■職員が地域の奉仕活動に参加し、その専門機能を地域住民に提供していく
- ■利用者様の生活を、地域での生活に限りなく近づける
- ■地域活動を通して、地域の方々が何を必要としているのかを明確に把握する
- ■施設経営の透明化を図る
- ■安全でかつ効果的・効率的で専門性が高く時代の流れに沿ったサービスを提供する
- ■部署内外及び法人内外でのチームケアを実践することで、利用者様・ご家族様の
ニーズを満たすとともに、最後まで利用者様・ご家族様の立場に立って支援し続ける - ■法令遵守、経営基盤の確立、効率的な経営を行い、適正な利潤を確保し、経営の
安定化を図るとともに、持続的に社会に貢献できる施設となる - ■今あるサービス、事業をさらに成長させ、次の世代に引き継いでいく
”なでしこえん”は社会福祉法人として、地域の方々の福祉ニーズとは何か、これを的確につかみ、福祉人材の確保・育成や業務の効率化を図り、新たな福祉ニーズに対しても積極的に取り組んでいきます。
氏名 藤井 真希
職種 生活相談員
趣味 温泉巡り、食べ歩き、卓球
コメント
明るく・楽しく・元気が私のモットー。利用者様が笑顔になれるよう日々努力し、皆様が笑顔になれることを大切にしていきたいと考えています。
感動した一言
「あんたと話せて元気になれたわ」といった利用者様・ご家族様からの言葉によって、私自身も自然に元気が湧いてきます。こういった言葉に感謝し、より一層努力していきたいと思います。
氏名 錦 幸伸
職種 介護職員
趣味 マラソン
コメント
なでしこ苑での仕事は体力勝負。毎日走っており体力には自信があります!これからも元気一番で皆様のお役に立てればと思います。
感動した一言
初マラソンでゴールを目指し不安な中、完走できた時の達成感に感動しました。