- 2025.01.16
- 3大介護
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特養3階です!
私達は3大介護である入浴・排泄・食事の支援だけを行うのではなく、介護予防や重度化予防観点からアプローチする事も非常に大切です!
なぜ大切なのか。それは主に4つの観点から考えられます。
①生活の質を維持
重度化を防ぐことで、自立した生活を続けられ、日常生活の満足感が高まります。
②介護負担の軽減
家族様や介護者の負担が減り、より良いケアが提供できます。
③医療・介護費用の削減
身体状態が悪化する前に予防することで、医療や介護のコストを抑えられます。
④社会的参加の促進
心身の健康が維持されることで、趣味や地域活動に積極的に参加できます。そして、重度化予防の為に手引き歩行などの活動を行っております!
手引き歩行(てびきほこう)は、ご高齢者にとって効果的な歩行補助の方法であり、以下のような効果があります.
1. バランスの安定
手引き歩行では介助者が身体を支えることで、転倒のリスクを軽減します。ご高齢者が自信を持って歩行できるようになるため、安全に移動が可能になります。
2. 筋力維持・向上
歩行を補助しながらもご高齢者自身が足を動かすことで、下肢筋力の維持・向上につながります。日常的に歩行を続けることで、筋力低下を防ぐ効果があります。
3. 自信と心理的安心感
介助者がそばにいることで、ご高齢者が安心して歩行に挑戦できます。「ひとりでは難しい」と感じていた移動が可能になるため、心理的な自信の回復にもつながります。
4.社会参加の促進
歩行能力が維持されることで、外出や活動への参加が容易になります。これにより、社会的孤立を防ぎ、生活の質を向上させることができます。
5. 関節の柔軟性の向上
歩行運動は関節を動かす機会を増やし、可動域を維持・改善します。これにより、日常生活動作(ADL)の幅も広がります。
6. 介助者とのコミュニケーション
手引き歩行では介助者との密な連携が必要です。このプロセスで自然にコミュニケーションが生まれ、ご高齢者が孤独を感じることを防ぎます。これからも専門職としてご利用者に適切な支援ができるように取り組んでいきます!
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- 2025.01.15
- 季節を感じる場面
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特養1階従来型です。施設に入所されているご利用者にとって季節を感じる場面というのはあまり多くありません。その為誕生会だけではなく季節を感じられる行事を企画し行っています。
新年を迎えるにあたりご利用者にも正月を感じて頂くには何をしようかと考え門松飾りを提案しました。そして現在従来型の玄関の両側には所属長のお手製の門松が飾ってあります。散歩へ行く際などご利用者に門松を見て頂くと「立派な門松。そろそろ正月がくるんやね」と嬉しそうに話されます。季節を感じることは認知機能への刺激となり認知症の周辺症状であるBPSD(行動・心理症状)の改善にも繋がると考えられます。季節を感じられる昔から続く日本の行事を取り入れながらご利用者の楽しみに繋がるイベントを積極的に行います。
今年も良い1年でありますように。 -
- 2025.01.12
- 節分
- 2025.01.11
- 足湯
- 2025.01.10
- 和菓子屋さん
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特養3階です!
先日、とあるご利用者が「昔行った和菓子屋に行きたいわー」と言われました。ならば、そのニーズを介護福祉士として叶えようと思い地元の和菓子屋に行ってきました!外出する事はご利用者の身体的・精神的・社会的な面でさまざまな効果があります。以下にその主な効果をまとめます。
1. 身体的効果
●運動機能の維持・向上
外出することで自然に歩行や階段の昇降などの運動が増え、筋力やバランス能力の維持に役立ちます。これは転倒予防にもつながります。
●心肺機能の改善
定期的に外出することで軽い有酸素運動が促され、心肺機能の維持や血行改善が期待できます。
●生活リズムの改善
日光を浴びることで体内時計が整い、良質な睡眠の促進やビタミンDの生成が助けられます。2. 精神的効果
●ストレスの軽減
外出し自然に触れることでリフレッシュ効果があり、ストレスや抑うつ状態の軽減が期待されます。
●認知症予防
外出先での刺激や活動(道を覚える、買い物をする、人と話す)によって脳が活性化し、認知機能の低下を防ぐ効果があるとされています。
●気分の向上
人との交流や景色の変化は気分転換になり、孤独感の軽減や自己肯定感の向上に寄与します。3. 社会的効果
●社会的孤立の防止
外出を通じて地域の人々や友人と交流することで、孤立を防ぎ、社会的つながりを維持することができます。
●役割の維持
外出して趣味や地域活動、ボランティアに参加することで社会的な役割を感じ、生きがいや充実感を得られます。
●情報交換の機会
外出時に得られる日常の会話や情報は、ご利用者にとって重要な刺激となり、生活の質を高める効果があります。まとめ
ご利用者にとって外出は、単なる移動ではなく、心身の健康維持や社会的なつながりを強化する重要な活動です。定期的に外出することで生活の質(QOL)が向上し、健康寿命を延ばす効果も期待できます。家族や地域社会がサポートすることで、外出しやすい環境づくりが重要となります。これからも、ご利用者のニーズを引き出し生活の質を維持・向上できるサービスを提供していきます!
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- 握り寿司